LINK VRAINS PACKで収録される新規リンクモンスターの解説です。

詳しいことはこちら

今回は『剣闘獣ドラガシス』『水晶機巧-ハリファイバー』『天球の聖刻印』の3枚を解説します。
剣闘獣ドラガシス リンク2 炎属性
鳥獣族・リンク ATK/2000
「剣闘獣」モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の「剣闘獣」モンスターが攻撃する場合、そのモンスターはその戦闘では破壊されず、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
②:このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時にこのカードを持ち主のEXデッキに戻して発動できる。デッキから「剣闘獣」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
【LINK-2:左下/右下】


最の高。
これに尽きる。
ドラガシスとはコンスタンティヌス11世。つまり東ローマ帝国最後の皇帝の名前です。
つまりこのカードが最後の剣闘獣ということですね。よ~~くかみしめてデッキに活かそう。

使い道は糞単純ですね。出す、殴る。以上。
問題はこのカードをどうやって出すかということと、どうやってこのカードをコンスタントに出せる状況を維持するかという問題があります。
前者は《剣闘獣アンダル》を《予想GUY》で出したりして、可能な限り早い段階で登場させましょう。
出来れば戦闘を経由しないで出したいところ。
黒庭トークンを戦闘で破壊することができるんで、【黒庭剣闘獣】や【次元剣闘獣】での採用が見込まれます。現環境からすると次元が良いんじゃないかな……

このカードをコンスタントに出せる状況を維持することは容易ではありません。どうするかは今後の剣闘獣使い諸兄にゆだねられていると言えるでしょう。
でも…難しい。というのも、現状の除去力の高さでは、複数のモンスターを必要とする剣闘獣が、相手ターンをまたいでも生きているというのは結構難しいからです。
単独での防御力があるようなモンスターもいないですし、なんとか徐々に剣闘獣を増やしていくしかないでしょう。
増やしていくのも一筋縄ではいきませんが………どうしたものか…
何らかの形で相手ターンを逃げ切る方法を考えるしかありません。なんとかいい方法が思い着きたいです。


水晶機巧-ハリファイバー リンク2 水属性
機械族・リンク ATK/1500
チューナー1体以上を含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
②:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】


光ファ○バー?
いえ、ハリファイバーですね。

これは《水晶機巧》使いにとっては朗報ですね。
素材と効果的には《水晶機巧》使いだけでなく、チューナーを使うすべてのデッキにとっての朗報ですがね。
まあ共通効果を使ってしまうとこのモンスターを出せなくなってしまいますが。
ですが素材のゆるさによってそれもカバーできそうですね。
チューナー1体以上を含むモンスター2体ということは《水晶機巧》以外にも《海皇》や《竜星》あたりのデッキに使えますね。
というかあれです、このカード、シンクロデッキなら絶対入るカードですね。

そしてなによりの効果、『①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。』
この効果により《水晶機巧》はあの3枚の中から好きな奴をもってこれることができるようになります。
《水晶機巧》以外では、『チューナー1体以上を含むモンスター2体』という素材の条件の緩さより、【ジャンド】や【竜星】をはじめとしたシンクロのソリリティア色の高いテーマから【サイバース】や【DD】などの比較的あまりシンクロをしないが、チューナーの採用が考えられるテーマなどでも採用が考えられます。

【ジャンクドッペル】に代表される連続シンクロ系のデッキの場合、まずこのカードのリンク先にライブラリアンをたて、その後反対側のスケールでシンクロを絡めつつプロキシ―ドラゴンを召喚。その後プロキシーの左右にシンクロモンスターを立てて、最終的にリミットオーバーアクセルシンクロにつなげるというのが可能になります。
大幅に消費の大きいムーブなので、結局のところおすすめできるような代物ではないのですが……
どちらかというと月華竜とクリアウィング・シンクロ・ドラゴンとか、低消費モンスターを数出して圧迫していくのが良いと思います。結局のところその辺りはマスタールール3とは変化ないですね。

また②の効果でSチューナーを呼び出せるため、「源竜星 ボウテンコウ」や「ライフストリーム・ドラゴン」、「ジェット・シンクロン」などのモンスターをS召喚扱いで特殊召喚できるようになり、アクセルシンクロを再び決められる可能性が高くなってきました。
さらにS召喚扱いであるため、「天輪の双星道士」の大量蘇生効果や「武力の軍奏」のチューナー蘇生効果などが使用可能になり、最後の防御札としての役目も果たせます。(苦肉の策ですが...。)
いやこの効果は本当に強すぎです。
相手ターンにシンクロができる「フォーミュラー・シンクロン」や「ジェット・シンクロン」などのモンスターを出すことで相手ターンに「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」やら「魔王龍 ベエルゼ」などの強力なモンスターを出すことが可能になりました。

さらにさらに、【ジャンド】においては墓地にあらかじめジェットシンクロンを送れていれば
  1. 「ジェット・シンクロン」自己蘇生
  2. 蘇生時に効果でドッペルSS
  3. 2体を素材にハリファイバーSS
  4. ジャンクロンNS効果でドッペル蘇生
  5. ライブラシンクロ召喚。ドッペルでトークン生成
  6. 相手にターンへ移行
  7. 相手メインフェイズ開始時にハリファイバー効果発動、フォーミュラ・シンクロンSS
  8. 2ドロー!!
  9. ブラロor月華orトリシューラorミストウォームというシンクロ最強の4択を押し付けられる!!!
本当に強いし、動きが無数に存在しすぎて書き切れないため、別の記事でこれについては取り扱いますね。
ここで言えるのはシンクロの復権が目前になったということです。
いやもはや完全復帰の可能性も…

「この効果で特殊召喚したモンスターは~」というこのカードのリクルート効果のデメリットですが、レッドレイヤーと似た効果と言われていますがわざわざこのターンと指定しているので裁定によっては同名モンスター全体に効果発動制限がかかる可能性があるとみています。
このモンスターの強さから言っても後者の方が可能性としては高いと思います。この辺は裁定を待つしかないので、どちらでも可能なような使い方を考えておきましょう。

とても、とっても良い強化です!
幅広いデッキで採用可能なので、ぜひみなさんも色々考えてみてください!


天球の聖刻印 リンク2 光属性
ドラゴン族・リンク ATK/0 
ドラゴン族モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手ターンに1度、このカードがEXモンスターゾーンに存在する場合、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。
②:このカードがリリースされた場合に発動する。手札・デッキからドラゴン族モンスター1体を選び、攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】

聖刻の新規カードですね。
素材指定が聖刻ではなかったことで使用できるデッキの幅が広がっています。
ドラゴン族デッキなら②の効果でこのカードをリリースするかは別にしても①の効果でバウンスが出来ることと、リンクマーカーの向きが優秀なことから採用できるカードになっています。

①の効果から見ていくと相手ターンに発動できるバウンス効果ということでここ最近の破壊耐性持ちのモンスターを簡単に1枚処理することが出来ます。対象を取らないところも高評価です。
聖刻デッキとして見るならば手札のモンスターもリリースできるので自分の場のモンスターを1枚増やしつつこの効果を使えるのはお得ですね。
他のドラゴン族デッキでも手札の好きなカードを墓地に落とすことが出来るのでアドバンテージを稼いでいくことが出来ます。
また素材はドラゴン族ですが、リリースするモンスターには制限がないため、サクリボーや覚醒の暗黒騎士ガイアなどのカオソルのカードをリリースするという手もあります。

②の効果はアトゥムスに近い効果ですがアトゥムスとの差異は
 ・手札からも特殊召喚が出来ること
 ・リリースされることが効果発動の条件になっていること
 ・攻撃が出来る(尚、攻撃力0)

という感じです。
手札から特殊召喚が出来るようになったのはメリットですね。場にドラゴン族がなく、レダメを素引きしたときなどもこの効果で特殊召喚することが出来ます。
聖刻の効果モンスターは手札に加えて墓地からも特殊召喚が出来ますが、通常召喚縛りがあるので、聖刻全体として見てもなかなかいい効果になっています。
レダメへのアクセスが増えるのはいいことだ・・・

リリースされることが条件になっていることについてはいい点と悪い点がありますね。
悪い点としては、
 ・リリースできないことがあること

つまり効果が自分のターンに発動できない可能性があるということです。(アトゥムスはエクシーズ素材だけなので・・・)
相手のターンなら①の効果で自分を飛ばせば良いだけなのでいいのですが、
自分ターンだとそうもいきませんしね。
あくまで注意点といった感じです。

よい点としては
 ・リリースになったことで「アモルファージ」と噛み合ったこと

元々効果を発動するだけならアトゥムスでもよかったのですが、発動条件がリリースになったのでアモルファージのP効果とシナジーが出来ました。
これは、アモルファージと聖刻にとっては大きいメリットですね。
アモルファージを2体並べるのが少し辛いですが、出せてしまえばこっちのものです。

全体的にいいバランスで作られているカードだと思います。
ドラゴン族全体にとっていいカードであると同時に聖刻がより多くの恩恵が得られるようになっています。
低級ドラゴン族並べただけでも、「聖刻」モンスターが出てくるので安定感もさらに上がりますしね。
おそらくループのルートも増えてるはずです・・・
召喚コストがドラゴン族だけなので
竜の渓谷復帰のお陰で絶賛大活躍中デストルド先輩も使うことが出来ます。
これで征竜でも帰ってくればドラゴン族は相当強くなりそうなんですが・・・

またこのカード最近立て続けに強化されている【オッドアイズ】および【覇王】の強化カードでもあります。通常リリースギミックを持たないこのデッキですが、【覇王】において《賤竜の魔術師》を採用すれば通常召喚によるリリースが可能になるので、リクルート効果の使用も可能になります。


では今回はこのあたりで失礼いたします。